アーキテクチャの生態系

アーキテクチャの生態系–情報環境はいかに設計されてきたか

スゴ本。

現在のインターネット世界について語った一冊。この系の仕事に関わる人は一読の価値あり。特に「同期」「非同期」「擬似同期」の違いは興味深い。ところで本題は、社会のアーキテクチャ(環境管理型権力)についてである。規範(習慣)、法律、市場にならんで、人の行動や社会秩序を規制(コントロール)するための方法があることを知る。

プレゼンテーション Zen

プレゼンテーション Zen

昨年、英語版がAmazonビジネス部門で3位になり、1年たらずでの邦訳。
読めばプレゼンテーション能力向上の一助になること必至。是非おすすめしたい一冊。あらゆるシチュエーションで使えるとは言いがたいけど、自分のプレゼンを見直すきっかけになる。少なくとも、配布資料=パワーポイントって習慣は改めたくなる。

ウェブはバカと暇人のもの

ウェブはバカと暇人のもの

仕事上、タイトルに釣られて読んだ。公開はしてない。肯ける部分も多く面白い。「バカと暇人」を集めないと繁盛しないビジネスモデルを作った人(企業)は反省しなさい。あと、ネットの利便性には中毒性があり、それに触れ続けていると万能感を錯覚するって、どこのおれ?と思った。ITはもっと建設的に使うべき。目的と手段が入れ替わるとはよく言ったもの。

「米で起業する!」を読んだ

米で起業する!
長田竜太
★★☆☆☆
Masamichi Shimomura

アメリカではなくお米。補助金に甘えず無借金で米を作りをした方のノウハウ本。そこには笑ってしまうほど(失礼)のご苦労があったようだが楽しく読めた。農業の未来を感じることができた。

「クラウド化する世界」を読んだ

クラウド化する世界
ニコラス・G・カー
★★★★★
Masamichi Shimomura

前半はユーティリティコンピューティング礼賛。後半はネットワーク社会の発展の楽天的予測は成り立たないと、例を挙げて論を進めている。読み物として面白いし、ITリテラシーをおさらいするにも役立つ。後輩たちに強くすすめた。

Jobs氏の「魔法のようなプレゼン」を支える秘訣10ヵ条

http://wiredvision.jp/news/200802/2008020121.htmlより覚書。

  1. テーマを明確に示す[例えば、『MacBook Air』の初公開では「きょうは空気に何かがある」、昨年のプレゼンでは「きょう、Appleは電話を再発明する」など。プレゼンの頭で提示し、プレゼン中も何回かテーマに戻る]
  2. 情熱を見せる
  3. プレゼンの概略を示す[「今日は4つの事柄について話したい」など、全体の構成を簡単に前置きする]
  4. 数字に意味を持たせる[「iPhoneがこれまで400万台売れた」と言うだけでなく、「1日平均2万台売れていることになる」と付け加える]
  5. 忘れられない瞬間を演出する
  6. 視覚に訴えるスライドを用意する
  7. 1つのショーとして見せる
  8. 小さなミスやトラブルに動じない
  9. 機能ではなくメリットを売り込む
  10. 繰り返しリハーサルをする[Jobs氏はプレゼン前に何時間も練習しており、映像などとのマッチングも完璧にする]

一般的なプレゼンテーションの作法に加えて、いかに情熱的で、いかにショー的であるかを意識しているのかを感じる。それと、機能ではなくメリットを売り込むとは、基本的であるものの見落としがちな点だ。