2010年10月の入手理由

試験的な試み、入手理由

本は14冊。漫画は24冊。DVDは2本。雑誌は「Safari」「COURRiER Japan」「Foresight(Web版)」を定期購読中。その他、デスクライトを買うなど。先月から「一巻で完結する面白い漫画」にはまっているので、新しく買う漫画が多め。
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国民読書年記念シンポジウム「読書とはなにか」申込

働いた。の一言で日記が終ってしまうよ。

水曜日はノー残デーなどどこ吹く風。それでも22時に切り上げて、自宅簡単料理で晩酌。厚揚げ焼き、小松菜のおひたし、柿ピーで、ビール1缶とハイボール2杯。

以前から気になっていたマンガ「今日の早川さん」を読む。本好き(マニア)な登場人物たちの姿が、判る判る!と頷け、可笑しくてたまらない。続刊を手配。

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国民読書年記念シンポジウム「読書とはなにか」の聴講申込をした(無料)。

10/20(水)13:30 からと平日の昼間なのだが、松岡正剛氏が基調講演!これだけで即決。さらにパネルディスカッションの面々が、和田敦彦氏(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)、橋本大也氏(書評家、デジタルハリウッド大学教授)、杉本卓氏(千葉工業大学工学部教育センター教授)。

「人間にとって読書とはいかなる意味をもつのか」という本質的なテーマを軸に、日本における読書の特色、デジタル時代における読書のあり方など、現在の研究成果をもとに「読書」をめぐるさまざまな論点を提示します。

大風呂敷を広げたようなテーマも、公演者とパネラー陣を見ると、深く掘り下げてくれそうで楽しみ。午後のお仕事は全てキャンセル。

Self-Reference ENGINE

Self-Reference ENGINE (文庫)

著者による驚異のデビュー作、2篇の増補を加えて待望の文庫化!

プロローグ+オリジナル18篇+追加2篇+モノローグ、22の独立した短篇から成り、それぞれが全体の大きな世界観を作り上げる。その構成、奇抜な発想は星新一を思わせる。

読み始め、なんだこれ!?と戸惑った。回りくどく難解で冗長に思える言葉の羅列。この物語は何を伝えたいのか、自分はちゃんと理解できているのか、不安を抱えながら読み進めた。そのうち想像力や好奇心をかきたてられ世界にのめり込んで行けた。読後感は素直に面白かった。物語のネタはどこかで見聞きしたようなものが多いが、それを言葉でいじくりまわすことで良い作品に仕上がっている。

紹介文

彼女のこめかみには弾丸が埋まっていて、我が家に伝わる箱は、どこかの方向に毎年一度だけ倒される。老教授の最終講義は鯰文書の謎を解き明かし、床下からは大量のフロイトが出現する。そして小さく白い可憐な靴下は異形の巨大石像へと挑みかかり、僕らは反乱を起こした時間のなか、あてのない冒険へと歩みを進める

言葉遊びを楽しむ一冊。

多読術

多読術

敬愛する松岡正剛氏の著。対話形式でご自身の読書論を語る。本を読むことが好きな人ならきっと関心、共感することが多い一冊。

本に限らず、モノゴトはある以上の量が複雑に絡み合いはじめると、新しいものを生み出す。情報も、芸術も、人間関係も、語学の習得でもそうなのだと思う。沢山の本を読みこなすほど、読んだ量以上の価値を得ることができるのだ。

目次

第一章 多読・少読・広読・狭読
本棚拝見/本は二度読む/たまには違ったものを食べてみる/生い立ちを振り返 る

第二章 多様性を育てていく
母からのプレゼント/親友に薦められた『カラマーゾフの兄弟』/文系も理系もこだわらない

第三章 読書の方法を探る
雑誌が読めれば本は読める/三割五分の打率で上々/活字中毒になってみる/目次をしっかり読む/本と混ってみる/本にどんどん書き込む/著者のタイプを見極める

第四章 読書することは編集すること
著者と読者の距離/編集工学をやさしく説明する/ワイワイ、ガヤガヤの情報編集/言葉と文字とカラダの連動/マッピングで本を整理する/本棚から見える本の連関

第五章 自分に合った読書スタイル
お風呂で読む・寝転んで読む/自分の「好み」を大切にする

第六章 キーブックを選ぶ
読書に危険はつきもの/人に本を薦めてもらう/本を買うこと/キーブックとは何か/読書しつづけるコツ/本に攫われたい

第七章 読書の未来
鳥の目と足の目/情報検索/デジタルvs読書/読書を仲間と分ち合う/読書は傷つきやすいもの

「読書の醍醐味は?」という問いに「無知から未知へ」とお答えになっている。無知から既知へではなく、さらに好奇心が生まれるということなのだろう。こうして本を読む楽しみを深めてきた方なんだな、とつくづく関心した。

多くの本で語られる「ラブシーンの言葉」を読む

ラブシーンの言葉」を読む。

愛のかたちは、どんなものであれ、いとおしい。なんて謳い文句が帯にあるけど、どう見てもエロ本です。本当にありがとうございました…なんて。とても面白い文学的な書。

普段は一番読書に向く通勤電車では落ち着いて読めない。股間が気になって。笑。それはもう刺激的でエロティックな性の営みを、折々の書物からこれでもかと集めている。女のパンティをスムーズに脱がせる方法、フェラチオでイかせる際のTips、いちばん女性が喜ぶにはどうすればいいのか…

そして、荒川洋治の一言一言がこの本の真価。おおらかで、愉快で、楽しいエッセイ。女性作家の例が(僕にとっては意外なほど)多いことにも驚いた。この本を起点に、読みたい本がたくさん増えた。

(追記)
文学の濡れ場にこだわったこの研究もサブカルかな。文学はとても無理なので、手持ちの映画(DVD棚)を見ながら考えた…「ジョーブラックをよろしく」「時計じかけのオレンジ」「スターリングラード」あたりが上位かな。これは本気で考えると面白いテーマかも。

文章力を鍛える「レトリック感覚」を読む

レトリック感覚」を読む。

レトリック、修辞学。美辞学。文章表現の技法、技巧。「ことばのあや」と言うと判り易い。文章に豊かな表現を与える技法についての本。具体的には、直喩・隠喩・換喩・提喩・誇張法・列叙法・緩叙法を取り上げ、解説している。

日常生活の会話の中でも、こういった手法を無意識で使っているのだ。それらを体系的に知ることができる面白い本だった。人を説得するための表現だったり、芸術的に語る手段だったり、面白おかしい話をするためだったり。

言葉って、本当に奥深く、楽しめるものだ。

仕事に役立つ「発想するコピーライティング」を読む

発想するコピーライティング」を読む。

広告コピーについて学ぶドリル。入門書と言うよりドリル。核心だけ知りたかった僕には少々まわりくどく感じたが、コピーライターを目指す人に必読と言われるのも頷ける。編集会議コピーライティング講座で扱われた、具体的な課題に対する解説、受講生とのやり取りが豊富で、一読するだけでも多くのヒントを得る。

媒体が印刷物から放送、そしてWebに移り変わっても、根底にあるのは言葉なのだと知った。

資料として、成功した広告の例が多く収められているのも嬉しい。

言葉と声の磨き方

言葉と声の磨き方」を読む。付属していたCDも聴いて、今日から実戦してみる。

自分の声がとても嫌いだ。滑舌も悪い。改善する為の努力をしてみようと思っていたところ、簡単で基本的で効果的、と評価の良いこの一冊を手に取る。本当に、こんなに簡単なことで良いの?と思うほどの内容。うーん、やってみるしかないな。簡単なんだから。

ちゃんと続けることができて、効果が出たならまた報告します。普段、顔を合わせる人が変化に気が付いてくれたらね…。まだ半信半疑。とにかくやってみようか。

うんちく。「滑舌」ってIMEの変換では出てこない。手元にある岩波国語辞典を調べても載ってない。それでネットを検索したところ、広辞苑にも載っていないそうな。放送業界の専門用語が広まったもので、一般語として扱われていないらしい。新語辞典を引いたら載っていた。ふうん…