おしゃれと言われたい

毎年いつも思う。去年の今頃、自分は何を着て生活していたのだろうと。それも暖かい季節なら良いが、寒さは健康(命)にかかわるので危ない。

そんな訳で今日は早めに仕事を終らせ、ユニクロのヒートテックを買うために寄り道。去年はあまりの人気で定番ものを入手できなかった。でもその温かさは経験済みなので数枚をまとめ買いした。ついでにお気に入りの店員さんがいる店で、オススメされるがままにシャツ、カットソー、黒のデニムを購入。

最近は、買った服をiPhoneで撮っておいて、店員さんにそれを見せてコーディネイトをお任せするようにしている。他の店で買った物でも気にしない。もう恥じも外聞もない。さらにそのコーディネイトを撮っておけば、来年の今頃、自分は何を着るべきか判るしね。

ファッションには縁遠いタイプだけど、おしゃれと言われたいのが人情。

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地元に戻り、一人で晩酌しながら本を読み、涙してしまった。
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インテリジェント・デザイン‐ID理論

インテリジェント・デザイン‐ID理論

副題が『ダーウィンの進化論は完全に間違っていた!!聖書原理主義の創造論でもない「第三の生命観」、ついに日本上陸!!』と、宗教を否定しつつもオカルト臭を感じた。宗教とは一線を画していると訴えることに重きを置きすぎているからか。でもある程度は認められている理論。いろいろな立場、考え方があるのがよく判る。

できそこないの男たち

できそこないの男たち

福岡伸一の科学本は優しくて面白い。プロローグなど笑えるし。内容は「ヒトのデフォルトの性はメスで、Y染色体上のSRY遺伝子の発現することによりオスになる」というサイエンスノンフィクション。「男女は、同権ではない。女性の方が、上なのだ。」と、草食系男子などの話ではないが、流行にのって上手い書名をつけたもんだと。

アダムの呪い

アダムの呪い

同じ著者による「イヴの七人の娘たち」の続編。今度は父系を通じて伝わるY染色体に焦点を当てている。やはりサイエンスフィクションとしてかなり面白い。後半は誤解を与えると指摘する専門家が多いようなので、話半分で読むとちょうど良いようだ。これも積読だった。文庫も。

イヴの七人の娘たち

イヴの七人の娘たち

わたしはどこから来たのだろう。その問いに対するひとつの答えが書かれたサイエンスフィクション。母系でのみ受け継がれるミトコンドリアDNA。現代ヨーロッパの6億5千万人を解析すると、4万5千年前から1万年前の異なる時代、異なる地域に生まれた7人の女性につながる。数年積読だった。もっと早く読めば良かった。今は文庫も出ている。

人とロボットの秘密

人とロボットの秘密

フィクションのロボットを取り上げ、それについて考察しながら疑問を煮詰め、それを専門家にぶつけて再考察するという本。なんたる贅沢な遊びかと。ロボット工学を究極の人間理解ととらえ、哲学、脳科学、認知心理学にもおよぶ。萌絵の表紙に少しためらったけど読んで良かった。ただ量が物足りない。

宇宙船地球号操縦マニュアル

宇宙船地球号操縦マニュアル

1963年に書かれた名著だそうで。それでも現代に通じる問題提起と概念に感嘆する。地球を一つの宇宙船と捉える彼の刺激的な発想は、経済学、脳科学、エコロジー、あらゆる分野に影響を与える。文庫で気楽に読めた。おすすめ。

ハチはなぜ大量死したのか

ハチはなぜ大量死したのか

スゴ本。

良書。大量死の原因を突き止めるルポであり、ミステリーの様であり、たいへん面白かった。多めにつけられた注釈のおかげで、本題だけを読み進むこともできるし、興味のある話題について知識を得ることもできる。このバランスは秀逸。ちなみに原題は「Fruitless Fall」で、レイチェルカースンの「沈黙の春」を意識した素敵な題名(だから邦題はちょっとひどい)。そんなタイトルからも結論は推察できると思われる。興味があればぜひ。